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映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』感想レビュー:少年ヒックの夢の終着点は…!?

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出典:『ヒックとドラゴン3 聖地への冒険』 感想

ヒックとドラゴン 聖地への冒険

オッス!オラ吐瀉夫!

ドリームワークスの映画「ヒックとドラゴン」シリーズが大好きなアラサーサラリーマン!

本国では何度もTVアニメ化や数々の賞を受賞しているこの作品ですが、第二作まで日本では劇場公開されることのなかった「ヒックとドラゴン」シリーズ。

3作目となる『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の感想をお届け。メチャクチャ感慨深い作品なので、是非とも記事を見ていってください。

映画ヒックとドラゴン3あらすじ


【公式】『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』12.20(金)公開/本予告

かつてドラゴンは人間の敵だった。弱虫のバイキングの少年“ヒック”と、傷ついたドラゴン“トゥース”の活躍で彼らは共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。だが、ドラゴンが増え続けたバーク島は定員オーバー!
亡き父の跡を継ぎ、若きリーダーに成長したヒックは、島を旅立ち、みんなと新天地を探し求める決断をする。
目指すはヒックがかつて父から聞いた地図に載らない“幻の聖地”。この場所さえ探し出せれば、きっと平和に暮らせるはずだ。
しかし、大移動の旅の途中、最凶のドラゴンハンター、グリメルに命を狙われ、“トゥース”の前には白い謎のドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す…。
そして彼らが辿り着いたのは、人間は住めないドラゴンたちだけの<隠された王国>だった―!
人間とドラゴンとの共存は、本当に幸せなのか? “ヒック”と“トゥース”は別れる運命なのか?今、彼らの友情が試される―。

公式サイトより引用

ヒックとドラゴン』シリーズあらすじ


【公式】『ヒックとドラゴン』シリーズおさらい映像

ヒックとドラゴン』(原題: How to Train Your Dragon)は、2010年のアメリカの3Dアニメ映画。監督は『リロ・アンド・スティッチ』のディーン・デュボアとクリス・サンダース。イギリスの児童文学作家クレシッダ・コーウェルの同名の児童文学が原作である。北米では約2億1700万ドル以上の興行収入を上げている。また、このヒットを受けて続編の制作が決定した。続編は2014年6月13日に全米公開されている。

Wikipediaより引用

感想(ネタバレ無し)

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イオンシネマでの試写会でした

ややネタバレ要素含む内容ですが、あらすじ紹介レベルなのできっと大丈夫…。

本作の公開当時、日本での劇場公開が初ということで、前作にはあったナンバリングが外されているのが悲しかったものの、やっと日本で日の目を浴びれる機会が来て感無量!

「会えば、きっと好きになる」はドラゴンの本質だけでなく、これまで本シリーズを見たこと無い人向けの言葉なのかなと感じて、少し悔しい。

一作目ではアニー賞を総なめ、二作目でも作品賞含む6冠、今作も既に54カ国で初登場1位を飾っている注目作。

これまで日本の配給は何してたんだ…。

ドラゴンと戦うヴァイキングの村の長の息子でありながら、村一番の非力で戦士の才能のない少年ヒックが、伝説のドラゴンの王たる種族“ナイト・フューリー“であるトゥースと出会い、“ドラゴンとの共存“という道を作り出した1作目。

村一番のドラゴン乗りとして、村の変革を担う若き指導者候補になったヒックは相棒トゥースと共に、ドラゴンを悪用する組織と戦い、恋と戦士としての成長を見せた2作目。

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初試写会

そして本作では、1作目でヒックとトゥースが歩みだした“ドラゴンと人間の共存“という夢を実現するため、村の長としての皆のため、そして結婚できる1人前の男になるため、様々な思いと悩みに振り回される。

さらに本作ではトゥースにも春が訪れ、一匹の雄として、そしてドラゴン達の王として、生きることを求められるようになる。

相棒としてお互いの足りない部分を補い合っていたヒックとトゥースが1人前になっていき、その“夢”の終着点を描いていく本作は、少年が大人になっていく過程での成長を多様に描いていると感じた。

最後にヒックが選んだ選択、そして友愛に溢れたラストは、本当に夢のあるもので涙が止まりませんでした…。

“大人になる“ということは、とても切ないものだけど、だからこそ誇り高く、カッコいいものだと感じました。

シリーズ通して、生き生きと描かれたトゥース。

猫とドラゴンをモチーフにした斬新なデザイン、リロ・アンド・スティッチの監督が関わっただけあって本当に可愛いので、猫好きにもドラゴン好きにもオススメできる映画です。

関連作品(TVアニメ)と時系列順番

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劇場にあったヌイグルミ

本作が気になっていて、まだ過去作を見てない方は是非、今の内に見ておきましょう!

ちなみに前作、前々作以外にもTVアニメシリーズが、それぞれの映画の間を繋ぐ物語となっているので、それらをチェックしてから見るとより一層理解が深まります(笑)

なお作品の順番は下記の通りです。

  1. ヒックとドラゴン(映画)
  2. ヒックとドラゴン レジェンドコレクション※「ショートフィルムコレクション」収録
  3. ホリデイ・コレクション(ヒックとドラゴン ドラゴンの贈り物)※「ショートフィルムコレクション」収録
  4. シーズン1 ヒックとドラゴン~バーク島の冒険~(アニメ)
  5. シーズン2 ヒックとドラゴン~バーク島を守れ!~(アニメ)
  6. ヒックとドラゴン2(映画)
  7. Dragons ドラゴン・レースの幕開け
  8. ヒックとドラゴン:新たな世界へ!
  9. ヒックとドラゴン3(映画)

もちろん、映画以外は抑えてなくても楽しめるので、まずは映画を見てみてください!