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【感想】Netflixアニメ映画『雨を告げる漂流団地』は大事な場所との別れを新たな形で描いた良作

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【感想】Netflixアニメ映画『雨を告げる漂流団地』は大事な場所との別れを新たな形で描いた良作

オッス!オラ吐瀉夫!

今回はアニメ映画『雨を告げる漂流団地』を見たので、早速感想とともにご紹介!

あらすじ


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小学6年生の航祐と夏芽は、まるで姉弟のように育った幼馴染。

小学6年生になった二人の関係性は、航祐の祖父・安次の他界をきっかけにギクシャクし始めた。

夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに取り壊しの決まった「おばけ団地」に忍び込む。その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の詰まった家でもあった。

航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年・のっぽの存在について聞かされる。

すると彼らは突然、不思議な現象に巻き込まれる。

気づくと団地は大海原を漂流していた。

はじめてのサバイバル生活のなかで子どもたちは力を合わせ、もとの世界に戻るための旅に出る。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%82%92%E5%91%8A%E3%81%92%E3%82%8B%E6%BC%82%E6%B5%81%E5%9B%A3%E5%9C%B0より引用

原作について

本作は、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』に続くスタジオコロリドの長編劇場アニメ第3弾。

2018年初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』を手掛けた「スタジオコロリド」は、2020年Netflixにて全世界独占配信された 『泣きたい私は猫をかぶる』において世界30カ国以上で再生回数の多い映画ランキングTOP10に入るなど全世界からの賞賛を浴びた。

スタジオコロリド待望の新作は、Netflix映画として制作される長編アニメーション映画第3弾『雨を告げる漂流団地』。

https://www.hyoryu-danchi.com/より引用

調べたところ原作となる作品は無いようでしたが、2022/9/14にノベライズが発刊されてます。

 

ちなみにファンブックも出ているようです。

Netflix配信と劇場同時公開


www.youtube.com

本作は2022年9月16日にNetflixにて全世界独占配信、日本全国ロードショー。

つまり映画館でも見れるし、劇場でも見れるよってやつですね。

最近映画館でよく予告編を見ていたのですが、スタジオコロリド作品は触れたことがなかったため、自分はNetflixで見ました。

 

それにしてもNetflixと同時公開って、収益的にどうなんでしょうね?この辺の仕組みちょっと気になります。

出演声優について

https://www.hyoryu-danchi.com/より出典

主人公 熊谷航祐(くまがや こうすけ)を演じるのは田村睦心

もう一人の主人公の女の子 兎内夏芽(とない なつめ)を演じるのは瀬戸麻沙美。

その他の声優は下記の通り。

のっぽ※謎の少年
声 - 村瀬歩

橘譲(たちばな ゆずる)※同級生
声 - 山下大輝

小祝太志(こいわい たいし)※同級生
声 - 小林由美子

羽馬令依菜(はば れいな)※同級生
声 - 水瀬いのり

安藤珠理(あんどう じゅり)※同級生
声 - 花澤香菜

熊谷安次(くまがや やすじ)※安じい
声 - 島田敏

兎内里子(とない さとこ)※夏芽の母親
声 - 水樹奈々

 

主人公の航祐を演じる田村睦心さんのアニメ作品は詳しいものは有りませんでしたが、「アリー/ スター誕生」のアリー役、MCUの「ブラック・ウィドウ」のエレーナ・ベロワ役、「ウエスト・サイド・ストーリー」のアニータ役、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のベン・ハンスコム役などの吹き替えが有名ですね。

もう一人の主人公 夏芽を演じる瀬戸麻沙美さんは、アニメ「盾の勇者の成り上がり」のラフタリアちゃん!他にも「呪術廻戦」の釘崎野薔薇などが有名ではないでしょうか。

評価・レビュー・考察(一部ネタバレ有り)

映画「雨を告げる漂流団地」の感想

漂流団地の感想

まずはじめに個人的なザックリな点数付け。

70点!

しっかり何度か泣かせてもらったぜ…。

比較的、広く人におすすめしやすい作品だけど、子供よりは大人向けかもしれない?

もちろん子供に向けたメッセージも存在するので、疑問点を解消しながら親子で見るのもオススメだ。

 

少し複雑かつ疑問の残る映画になってるため、ここからは一部ネタバレ有りで感想、考察を綴るために、ネタバレ回避したい方はココまでにしておいたほうが良いです。

以下、ネタバレあり

本作は「大事な場所」との別れに直面する少年少女の成長を描きながらも、そこに付喪神(つくもがみ)的な要素を織り交ぜた漂流モノ映画となっている。

昔から日本では物に神が宿るとされていたが、本作では団地や観覧車、建物(場所)に魂(人格)が存在している。

それが本作に登場する少年のっぽや、観覧車の女の子だろう。

 

彼らが何かをしてくるわけではないが、この漂流団地の世界へと連れて行かれてしまう。それは愛ゆえになのだが…。

ただ、のっぽ本人が何故漂流してるのか分からないこと(最後には何故か終着点を理解していたが)や、夏芽が何度か漂流経験してる謎が明かされなかったのは腑に落ちない。

 

団地への大事な思い出を抱えながらも、別れを余儀なくされる主人公の少年少女は、「どうしようもない事」への対処を余儀なくされる。

これは大人になったら、よくあることだなと感じた。

仕事なんて理不尽の連続だ。自分の力じゃ社会・世界は変えられない。

それに慣れて何も感じなくなる。いや、人によっては憤りを感じるだろうか。

 

本作では少年少女たちは、「どうしようもない事」に戸惑い、複雑に絡まった感情を吐露することもなかなか出来ず、お互いの関係さえこじらせてしまっている。

そして、何度も大変な局面にぶつかり、怪我をこしらえ、関係性を悪化させ、漂流生活は過酷なものとなっている。

長いのよ!辛いシーンが多いのよ!

正直2時間もやらなくてよかったと思った(笑)

こんなにしんどい目に何度もあわせないであげて!って思って見てました。

マジで90分作品にしてテンポよく見せてくれた方が良いんじゃないかと思います。

何度も何度も大変な目にあって、そのたびに幼い喧嘩を見せられる。

2時間もこれをやったということが一番のマイナスポイントですね。

 

その中で、「口にしてはいけない事」とされることを何度か口に出し、後悔したり、たしなめられるシーンがある。

感情に振り回されて口に出してしまうものだろうけど、本作はこれと対を成す形で「口に出来なかった事」があると思う。

”本当は伝えたい想い”というものがそれだ。

 

本作の中で、少年少女たちは人を傷つけてしまう「口にしてはいけない事」を学び、「口に出来なかった事」を相手と自分のために言えるようになる。

恋愛とまではいかないまでの心模様の変化、そして漂流生活の中で友達のために努力する姿。

この成長が愛おしく感じた。

 

だからこそ、大人だからこそ、楽しめる作品になってるのではないかとも感じたし、子供にはこの作品で共感し学んでもらいたいとも感じた(少し難しいか?)。

ブタメン食べたくなった

本作で何度も何度も食べていた駄菓子「ブタメン」。

自分は実は食べたこと無いんですよね。

駄菓子なのに甘くないだと!?ということで敬遠してました(笑)

 

しかしながら、ちょっと気になっちゃいましたよ。

あんなに何度も登場して主人公たちの命を繋ぐなんて…協賛?スポンサー7日と思っちゃいますね(笑)

今度、コンビニ寄ったらブタメン買ってみようと思います。

気になる他作品「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」

本作でスタジオコロリドの作品を初めて見たのだが、ジブリ作品と同様に親しみやすいビジュアルで、大変良かった。

それでいて、なんだろう…瑞々しさというのか?ジブリ作品にはないものも感じれて、国産オリジナルアニメ映画で期待できるスタジオだなと感じた。

ただ、理屈の通ってないファンタジーは勘弁して欲しいのだけれど。

それでも、このスタジオの他作品に興味が湧いたので、チェックしてみようと思う。

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